ひとりで抱え込ます、私たち助産師に相談してみませんか?
あなたの心が少しでも軽くなる、そんなお手伝いができたら嬉しく思います。
どうぞ何でもお気軽にご相談ください。
私たち助産師は、この他にも母子とその家族・女性の健康と
幸福を促進するために活動しています。

産後ケア
市町村から委託を受け、産後ケア事業を助産師会会員の施設で行っています。
産後の育児不安やおっぱいの悩み等を抱えているママ達を、日帰り型・宿泊型、それぞれにあった形で支えます。
詳しくはお住まいの市町村のホームページをご覧ください。
母子訪問
市町村から委託を受け、助産師が新生児訪問をしています。
生まれたての赤ちゃんや、支援の必要な赤ちゃんの成長を見守ります。


母子訪問
市町村から委託を受け、助産師が新生児訪問をしています。
生まれたての赤ちゃんや、支援の必要な赤ちゃんの成長を見守ります。

マタニティスクールの開催
お住まいの地区で両親学級、母親学級を開催しています。
詳しくは【マタニティスクールのページ】をご覧ください。
子育て・女性健康支援センター活動
電話相談、地域での交流会・相談会や健康教育講座を開催しています。
【電話相談】
080-2781-0503
月曜日~金曜日(10:00~16:00)
【交流会・相談会、健康教育講座】
詳細は「相談・講座」のページをご覧ください。


子育て・女性健康支援センター活動
電話相談、地域での交流会・相談会や健康教育講座を開催しています。
【電話相談】
080-2781-0503
月曜日~金曜日(10:00~16:00)
【交流会・相談会、健康教育講座】
詳細は「相談・講座」のページをご覧ください。

一般社団法人
福岡県助産師会 会長
佐藤香代
今年もまた梅雨の季節がやってきました。
どんよりとした空模様に気が晴れない日が続きます。
しかし、この時期にしか味わえない風情もあり、雨に濡れたくちなしの花の甘い香りは、一時の安らぎを与えてくれます。
翻ればこの2年間は、思いもかけない事象発現のオンパレードでした。
COVID-19感染が猛威を振るい、人類はこれまでに類をみない困難な時期を迎えました。
コロナ渦は、まさに今の地球の声を代弁しているように思え、これから何を学ぶかを考えることが重要だと考えていました。
しかし、今年の2月にはロシアのウクライナへの侵攻が始まりました。
目を覆うような悲惨な画像が次々と流され、女性や子どもたちが犠牲になる姿に胸が張り裂けそうになります。
女性が命がけで産んだ大切ないのちを、かくも簡単に奪う戦争に強い憤りを覚えます。
今やこの戦争は、苦難と人道危機をもたらすだけでなく、世界経済の成長を減速させ、インフレ加速の深刻な影響を与えています。
さらに追い打ちをかけたのは、2021年の日本の出生数でした。前年比3.5%減の81万1604人となり、過去最少を更新しました。
八方塞がりの感を覚えましたが、このような時代であるからこそ今何をなすべきかを一人ひとりが考える必要があります。
2022年5月21日、福岡県助産師会通常総会を終えました。
会館において対面で総会を行い、久しぶりに会員の皆さまのお顔を拝見できて幸せを感じたひと時でした。
総会では、長年の懸案事項であった会館整備案として、理事会が提案した現地での会館建替えが承認されました。
20年以上続いた議論にやっと決着がつき方針が決定したことは大きな進歩であり、いよいよ新たな段階に進むことができます。
私は2期目の会長として今後2年間の助産師会の方向性を決める任を担うことになりました。身の引き締まる思いです。
以下、1期目の2年間を振り返りながら、今後の2年間で何をなそうとしているのか、会長としての所信表明を行いたいと思います。
前述したように、1期目の2年間は怒涛の日々…。COVID‐19の流行は治まらず、理事会はじめほとんどの会議はWEBで行われました。
また事業もオンライン実施あるいは中止せざるを得ず、活動が著しく制限された状況が続きました。
しかし、このような状況下だからこそ不安を抱えている母子に寄り添うことが必要と考え、市町村との契約事業を積極的に推進してきました。
そのための資金対策として、委託事業に関する分担金を創設し専用事務を2名雇用することができました。
また、活動に伴う相談役として弁護士との顧問契約を結びました。
妊娠・出産包括支援委員会にはより積極的で広範な活動を行ってもらうため、今年から常任委員会としました。
現在、市町村との産後ケア事業契約は2から11市町村に増加し、受託をする助産所も増えてきています。
今後も積極的に市町村との契約を進めていきます。
また、福岡県助産師会は、厚労省補助金事業「不妊症・不育症におけるピアサポーター等の養成」を受託しました。
特に、産後ケアを行う助産師には、質の担保としてこの講座をぜひ受講していただきたいと思います。
子育て・女性健康支援センターの事業としては、8月から1年間シリーズ「助産に活かせる中国医学の知恵」が始まります。
これは助産師のみでなく、一般の方々にも参加していただけます。
二十四節氣に合わせた体調の変化等、中医師から季節に沿った旬のお話しを聴くことができ、このような知恵の積み重ねが助産や子育てに活かせると確信しています。
今後は、地区活動ともコラボレーションし、活発な事業展開を行っていきます。
昨年、福岡県助産師会が担当した九州・沖縄地区研修会は262名とかつてないほどの参加者を迎え、大成功に終わりました。
これらで培ったノウハウは、ホームページの刷新やSNSを活用した情報発信に大いに役立っています。
助産の道を究める研修として始めた「助産道研修」は、コロナ渦にあっても参加人数が大幅に増加しました。
今年も、助産師の生涯学びたい気持ちに沿えるよう、ニーズに合った斬新なメニューを用意しました。
また、今年新たに研究倫理員会を設置しました。会員の助産のわざを研究ベースに持っていき、学会や社会に発信するためです。後継者の育成にも力を注いでいきます。
会館整備においては、宅地建物全般の調査や分析等、会館に関するコンサルティングをお願いする2社とアドバイザー契約を結び、整備に関する方針は、全てアドバイザーと顧問弁護士に相談しながら策定してきました。
今後は、新しい会館での事業の策定や、公益化に向けての準備、定款改正等、福岡県や福岡市、他の外部団体との連携を深め着実に進めていく所存です。
以上のように1期においては、さまざまな改革を行うことで一定の成果を上げることができました。
今後の2年間は、福岡県助産師会の組織をこれまで以上に盤石なものにするため力を尽くします。
withコロナの時代も引き続き組織改革を行い、助産師としての能力強化を図り、専門性に裏付けられた活動を推進してまいります。
ともに歩んでいきましょう。
Now is the best time for you to be spontaneous. Serendipity!
会員はいずれかの「地区」および「専門部会(助産所・勤務・保健指導部会)」に所属します。
1)常任理事会・理事会

2)委員会・専門部会等

役 職 | 常任理事・理事・監事名 |
---|---|
会長 | 佐藤 香代 |
副会長 | 吉田 静 |
書記 | 阿部 聖子 |
会計 | 山口 美津枝 |
北九州地区理事 | 木下 広江 |
遠賀地区理事 | 浦部きくえ |
筑豊地区理事 | 髙﨑 望 |
宗像地区理事 | 永松 美雪 |
福岡地区理事 | 福澤 雪子 |
福岡地区理事 | 髙橋 よし恵 |
筑紫地区理事 | 松藤 美由紀 |
久留米地区理事 | 東 幸子 |
筑後地区理事 | 田中 輝美 |
助産所部会理事 | 田嶋 昌枝 |
保健指導部会理事 | 松山 まどか |
勤務助産師部会理事 | 安河内 静子 |
監事 | 田中 啓子 |
監事 | 野中 清子 |